2013/07/10

ライフネットの出口さんがリレーションズにやって来た! ②

こんにちは。COGOOチームの深沢です。

前回の「ライフネットの出口さんがリレーションズにやって来た!①」のつづきです。

前回のブログ記事はこちら


②では、出口さんの講演会の内容を記載させて頂きます。

少し長くなりますが、大変勉強になる内容でしたので、是非熟読をしてみてください!



働くこと
働くとは、自分がこの世界をどのようなものと理解し、どこを変えたいと思い、そして自分はその中でどの部分を担うのか?という事を考え、実行すること。


■経営とは?
経営いうのは、数字・ファクト・ロジックで考える。
国語で考えてはダメ、算数で考える。
社長が自分の価値観や感情で経営をするのは、「経営」とは呼ばない


■今の日本の問題は?
ルールが変わった=グローバリゼーションによって日本の賃金の1/10で働く国(中国など)と勝負をすることになった。これは為替の調整では吸収しきれない。
ルールが変わったのに、日本は世界のルールを憶えて適応をしようとしなかった。


■新規事業を作る為には何が必要か?
  自分の頭の中にある音符(=情報)を増やすこと。アイデアは何もないところからは生まれない。勉強をして、様々な情報を頭に入れて、そこから人と違うことを自分の頭で考える。

  多様性を持った人材を集めること。
様々な音符(=情報)を持った人材を集めること。違う音符を持った人間が集まれば新しいアイデアが生まれる。


■勉強とは何か?
  人に会うこと
  本を読むこと
  旅に出ること
楽しいとき、脳がびっくりした時に脳は活性化する。


こちらが出口さんの推薦本です。
早速リレーションズ文庫に揃えました。



リーダーシップとは
大将がやりたいことを持っていること。
描いている想いを、共感に変える力を持っていること。
コミュニケーション力によって、仲間がくじけたときに「私ここにいてもいいのかな」と思わせないこと。
リーダーの器や考えより、良い物はほぼ確実に生まれない。


リーダーシップは皆で補うもの
強い想い、コミュニケーション力、共感力、この3つを持っている人がリーダーになれる。
だが3つとも持っている人は稀。持っていなければ社員全員で補えばいい。


脳みそが活性化するとき
楽しい時、びっくりした時。
ダラダラ残業するなら、楽しいデートに行って、翌日頑張れたほうがいい。
Google20%ルールは楽しいこともさせて、脳みそを酷使させる施策である。


人間を、尖ったまま使え
旧来日本組織は社員全員を丸く育てる。丸くするために削る。尖っていた能力は削がれる。素晴らしい組織は、原石のまま石垣を積み、間に小石を挟んで高く完成させる。小さい丸より大きい三角。
豊臣秀吉が作った石垣はなぜ強いのか?それは、三角やいびつな自然石を組み上げて作っているから。丸い加工をしてある石垣ばかりで理路整然と組み上げた石垣は脆い。


歴史書を読め
ビジネス本は、勝ち組が後出しじゃんけんで書いている本。再現性が無い。
歴史書は変な人間がいっぱい出てくる。勝っている人間も負けている人間も出てくる。
人間というものが色々と理解できる。




出口さんのお話をお聞きして、本当に勉強になりました!


次回は、この講演会の感想などをまとめさせて頂きます!

では、「ライフネットの出口さんがリレーションズにやって来た! ③」をお楽しみに!